Amazonプライムの返金は利用していなければ超簡単な件

     

「インターネットでお買い物」といえばAmazon。
簡単に使えて便利でお得なだけでなく、様々なサービスがあることでも有名です。
そんなAmazonをさらに使いこなすためにある、豪華な特典サービスが「Amazonプライム」。
「Amazonプライムって何?」「聞いたことはあるけど、実際よくわからない。」「どんなものか知りたいんだけど・・・」
実は、「プライム会員無料体験」というものがあって、とってもカンタンに使い始めることができます。
でもそんなAmazonプライムには、絶対に気をつけなければいけない落とし穴があることを知っていますか?
私も過去に罠に引っかかって、年会費を払うことになってしまいました。
でも安心してください。そして諦めないでください。
一度支払ってしまった年会費も、手続きさえすれば、ちゃんと返金してもらうことができるのです。
というわけで、ここでは「Amazonプライム年会費」についてとその注意点、また解決方法をお教えしたいと思います。

Amazonプライムの特典について

Amazonプライムとは、Amazonが提供する会員制プログラムです。
年会費(3,900円税込、つまり月額325円)で、以下の8つの特典をすべて利用できます(2015年12月現在)。

配送系の特典

1)配送料無料
配送料、当日お急ぎ便(514円税込)やお届け日時指定便(360円税込)が無料で使える
飲料や大型商品など特別取扱商品の取扱手数料も無料で使える
2)PrimeNow
1時間配送(890円税込)か2時間便(無料)があり、2,500円以上の注文から利用できる
※専用アプリDLが必要かつ対象エリア限定のサービス

配信系の特典

3)Prime Music
100万曲以上の楽曲やテーマ別プレイリストを広告・追加料金なしで聴き放題
Amazon Musicアプリであらゆるデバイスから使用できる
4)プライム・ビデオ
大ヒット映画や人気ドラマ、TV番組、アニメなどのコンテンツが見放題
テレビ、パソコン、モバイル端末、ゲームコンソール等のデバイス使用できる
5)Kindleオーナーライブラリー
KindleかFireタブレットがあれば対象本から毎月1冊無料で読書できる
対象本はベストセラーやコミックなど2万冊以上の和書と60万冊以上の洋書の中から選べる

優先・使用権・割引の特典

6)プライムセール優先権
タイムセールに30分早く参加できる
7)Amazonパントリー
食品・飲料・日用品中心の低価格商品を1点から、290円の取扱手数料で注文できる
※当日配送不可、お届けまでは1~3日かかる
8)プライム家族会員
同居家族2人までを家族会員として登録できる
※配送・お急ぎ便・日時指定便・特別取扱手数料無料とプライムセールが利用できる
9)Amazon定期おトク便のおまとめ割引
日用品やサプリなどのAmazon定期おトク便対象商品にのみ適用
除外カテゴリーの商品も含め同一配送先が当月に3件以上で最大15%割引

無料体験について

とはいえ、年間3,900円の出費です。
「確かに良さそうなサービスだけれど、そんなに使うかどうかもまだちょっとわからないし・・」「・使い勝手もあるだろうから使ってみないとなんとも言えない・・・」と思いますよね?
私も最初はそう思ったので、最初はお試しの「Amazonプライム30日間無料体験」に登録しました。
まずは30日間だけ使ってみて、「よかったら続けて、そこまででもなかったらやめよう」と思ったのです。
登録方法は、とっても簡単でした。

・用意するもの:クレジットカード
1)「Amazonプライム無料体験」のページにアクセスします。
2)「無料体験に申し込む」をクリックして、表示に従って進みます。

これだけです。
なんといっても、「無料体験期間中はいつでもアカウントサービスより登録をキャンセルでき、年会費はかかりません。」という安心感。
その頃は公私ともに忙しい日々が続いていて、当日お急ぎ便サービスには随分とお世話になりました。

無料体験の自動更新について

そして、ちょっと落ちついたある日。クレジットカードの明細を見ていたところ、なんと「アマゾン ネンカイヒ 3900円」という請求が・・・!
そうです。その時の私は忙しさで、無料体験期間が終わったことをうっかり忘れてしまっていたのです。
こういうものは自分で管理しないといけないことはわかっていたつもりでしたが、ついやってしまいました。
申込画面にもきちんと、そして何度も「30日間の無料体験の終了後、自動的に年会費¥3,900(税込)の有料会員に登録されます」と書いてあるのです。無料体験を無料で済ませたいなら、自分で30日目にちゃんと手続きすべきだったのです。
このままプライム会員でいようかとも一瞬考えましたが、当分お急ぎ便を使うような予定もないし、当時は音楽も動画も別の配信サービスを使っていたし、結局忙しくて、時間の決まっているセールにも参加できないままでした。- 実は、私みたいなうっかりミスを防ぐサービスを、Amazon側でもちゃんと提供してくれているのです。
この手続きさえしておけば、Amazonから「無料体験終了3日前です。どうしますか?」というメールを送ってくれるのです。
ただし、このサービス設定はPCからのみ手続き可能ですのでご注意ください。

こんなことにならないように、プライム無料体験を期間内で終わらせたい場合は、以下の手続きをオススメします。
1) Amazonプライム会員情報を変更する
2) 「更新前にお知らせを受けます」をクリック
これで、終了3日前に、お知らせメールが届きます。あとは、上記のページから「会員資格を継続しません」をクリックして、
期限内に無料体験から有料会員への自動切り替えを停止しておくだけです。

自動更新の解約・返金について

あらためて自分の履歴をよく見てみれば、無料体験期間をとっくに過ぎていました。
無料体験期間の終了日や有料会員の更新日は、「アカウントサービス」の「Amazonプライム会員情報の管理」ページに記載されているので、ここで確認することができました。
この先、おそらく大して使わないであろうサービスにあと1年間も加入して、この3,900円の元が取れるかというと、正直微妙なところです。
なので、
・できればキャンセルしたい。
・もしもできれば、年会費を返してもらいたい。
・全額が難しければ、一部でもいいから返金してほしい。
そんな気持ちで、なんとかいい方法がないかを調べてみました。

解約方法と終了時期の選択

まず、Amazonプライムの解約は、WEB上でいつでもできることができることがわかりました。もちろん、コールセンターに電話して手続きもできるのですが、時間と手間を考えたら、断然WEBの方が楽にできます。
1) Amazonプライム会員登録のキャンセル
2)「すぐに終了する」か「後で終了する」かを選ぶ
・「すぐに終了する」(今すぐ手続きして今すぐ解約できる)
・「後で終了する」(1年間の使用期間満了後、自動更新せずに終了する)
のどちらかを選ぶことができます。「後で終了する」場合、そこにも次回の自動更新日が記載されています。

年会費の全額返金と一部返金

年会費の返金については、こんな一文がありました。
「Amazonプライムの特典を利用されていない場合は、キャンセル時に年会費が全額返金されます。」
私は、無料体験期間内こそずいぶんと使ったものの、幸い有料会員になってからは一度も使ったことがありませんでした。
つまり、私のこの場合は、全額返金の対象になるということです。
ちなみに、使用期間内容によって返金金額は変動するらしく、中途解約しようとした知人からは「残りの会員期間に対し2,301円が返金されます」といった表記が出た、という話も聞きました。

返金額の確認

今現在プライム会員の方でしたら、「今解約するとしたら、いくら返金されるか?」を調べることができます。

1)Amazonプライム会員登録をキャンセルし返金を受ける
2)「会員資格を終了します」を選択
3)「会員資格をいつ終了しますか?」の、「すぐに終了する」欄に、現在の返金額が記載されます。

返金状況の確認方法

私は「すぐに終了する」を選択して、その場でプライム会員の退会手続きを完了しました。
「実際に返金されるまでに時間がかかる場合があります」との注意書きがありましたが、実際、「退会日→Amazon内での返金処理データがクレジットカード会社に送られた日→届いた日→クレジットカード会社での返金処理手続き期間と自分のカード締め日→返金」、という流れになるので、早ければ翌月かもしれませんし、タイミング次第では数ヶ月かかることもあるでしょう。
それから、クレジットカードという性質上、「カード振替口座に3,900円が単独で入金される」というよりは、「返金月のカード総支払額から、3,900円マイナスすることで調整される」という結果になることが多そうです。
なので、Amazonに問い合わせて追えるのは「Amazon内で返金処理をクレジットカード会社に送ったかどうか」までです。
あとは登録したクレジットカードのカスタマーセンターに、返金日と返金方法を問合せてみることをオススメします。

なお、私は退会後すぐにまた忙しくなってしまったり、こんな時当日お急ぎ便があれば…!とくやしい思いをしたり、他社の配信サービスの更新期限が来たり、などといった理由で、結局プライム会員に改めて申し込むことになりました。
当たり前の話ですが、「無料体験を利用した後一定期間は無料体験できない」とのことで、最初から有料会員でした。
しかし、すぐに年会費の元がとれるほどに使ってしまったので、結果的には良かったと思います。
次々と新しいサービスや特典が導入されていることもあり、目が離せないAmazonプライム。
返金システムもきちんとしているので、興味がある方は安心して、無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。